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10月.2022

藁屋根の古民家再生(6) 躯体修正

藁屋根の古民家再生もいよいよ母屋の工事に取り掛かりました。

可能な限り現状維持を心掛けて、最低限必要な個所の補修にとどめます。

先ずは下がった柱の修正。ジャッキで持ち上げて嵩上げします。

 

昔の家は石の上に柱が立って、その柱に今でいう土台にあたる部材が四方から組んであります。

その土台の腐った部分のみ取り換えます。

四方から組んであるという事は、土台を両側の柱に入れ込むということで、こんな感じで再生していきます。

計3か所このような補修を行いました。

これからが再生本番です。