木造住宅の基本は”木を理解し活かす”こと。
木も子供と同じ。しっかりと長所を活かしていく。
昔は当たり前のことでしたが、今でもやはり家を建てるときは、木の種類や育った場所などにより適材適所で使い分けていきます。
子供に例えれば、絵が好きな子には絵を。スポーツが得意な子にはスポーツを。そんな感じで木にも各々の長所があるんです。
そうすることで、木は活躍してくれ、家はより強く優しくなります。
木造軸組構造と手仕事
四季のある日本の気候風土には、やはり木を活かした木造の家(木造軸組構造)が一番適しています。
そこには日本古来の知恵と技が詰まっています。プレカット(機械加工)にも良い部分はたくさんありますが、手仕事でなければならない部分は必ず出てきます。
その職人自体が少なくなっている今、職人を見極める力と良い関係性を保つことも、良い家を作るための必須条件となってきています。
見直され始めた”軒”と”庇”
箱型の住宅がオシャレとされ、よく見かけるようになり始めてから久しくなりました。
ですが、そのような軒(のき)も庇(ひさし)のない家では真夏の日差しの強さや、突然の雨などに対応できません。また、それらが無いことは外壁の汚れや劣化などの家の傷みにつながります。
家は必ずメンテナンスが必要ですが、そのサイクルが早くては安く建てた家も結果的に高くついてしまう場合もあります。やはり長い歴史の中で必要とされてきたものには大きな意味があるのです。
「快適に暮らせること」「省エネであること」
古くから受け継がれてきたものと、新しい素材や技術を組み合わせることで、大きなメリットが生まれます。
断熱材としてセルロースファイバー(新聞古紙からリサイクル生産されたもの)を使用し、内側の壁は昔ながらの土壁にすることで、蓄熱・調湿・遮音などの効果により心地よい空間を実現できます。(スライド画像参照)
少々ベタかもしれませんが、「人(心身・家計)と環境に優しい家づくり」は、長く暮らすにつれ満足度が高まります。
アフターサポートの基本はご近所付き合い。
当社では定期的な点検は行っていません。近くを通ったらフラッと立ち寄らせてもらいますし、お客さんの方も気軽に立ち寄ってもらっています。
アフターサポートの基本は、ご近所付き合いだと考えており、これが地元工務店で建てる一番のメリットだと思います。
また、定期的に催し事をやっているので、ご参加や見学などのついでにお話ししたり、ご相談を受けたりしています。