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8月.2016

吉野桧の柱

短いお盆も終わり、昨日から仕事をしております。

 

70坪近い新築の材料の納入に向けて、桧の化粧柱の段取りをしています。

柱は奈良の吉野産を取り寄せました。

プレカット1

とっても美しい柱です。特に床の間(とこのま)近くの柱は目合いといい、色といいバツグンの柱でした。

 

この柱に『番付け』と呼ばれる作業を行います。

図面は横軸が『い・ろ・は・に・ほ・へ・と・・・・・・・』 縦軸が『1・2・3・4・5・・・・』というふうに番号が付けられています。

 

例えば【ろー3】というように、柱に名前が与えられます。

 

この名前を柱の根元の木口(こぐち)に決まった向きで【ろー3】と書くと、柱の全情報がこの番付で決まる重要な作業です。

 

そして、先日導入した

プレカット2

こいつで

プレカット3

柱の角が少しだけ見える柱を下準備して出荷しました。

 

日本の家はクロスより木に囲まれた家が似合います。