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1月.2023

藁屋根の古民家再生(13) 左官・建具工事

古民家再生の現場は左官工事が最終段階に入っております。

既存の土壁が本来化粧の部分以外は雑に塗られているため、そこも今回現わしになるので左官さんも下塗りで不陸を調整しながら根気のいる作業が続いております。漆喰も外壁と内部の天井・壁と数パターンの塗り分けがあり、孤軍奮闘されております。

並行して木製建具の製作も急ピッチで進んでおります。

建具材も全て弊社で丸太から製材して準備した建具が取り付く予定です。

じっくり自然乾燥させた杉と栗

建具も少しづつ完成しております。

施主さんには『格子はあまり細かくしません』と言いながら、いざ建具を作る段階になると予算度外視で、玄関やメインの建具は格子を細く隙間も狭く上品な建具を作っております。

ここまで大工さんや左官さんがとびきり良い仕事をして下さっているので、私も後悔したくないのでトコトンやっております。

 

完成がとっても楽しみですが、正直終わるのが寂しい今日この頃です。