多久ちゃんの窯場にお邪魔させていただくようになって、何年になるでしょうか?
今回も岡山の個展を控えてお邪魔する機会を頂きました。
いつもは当日の朝に電話があるのですが、今回は不意に前日の夕刻! 全く無防備な状態でした。
一年半ぶりにお会いする多久ちゃんと奥様は、いつもと変わらずお元気そうで楽しい時間を過ごすことができました。
この月末からの岡山の個展候補を拝見しつつ、これはという物を選んでいきます。
毎度の事ながら、私の好みは個展受けする作品よりも景色控えめで、【花】や【料理】を引き立ててくれる作品たち。
今回選んだものも、当日の朝、窯からだして手入れした、灰に埋もれて全く派手さのない多久ちゃん曰く『わかりにくい作品』
もちろん、個展候補以外の作品
小壺と掛花入
景色控えめの備前は花うつり最高です。
ギャラリーや客の趣向にあわせることなく、腹を据えて作陶される姿勢はいつも感心させられ、勉強させて頂くばかりです。
手元に届くのが楽しみな作品達です。
忙しくてお休み少ない中での楽しい時間となりました。