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6月.2016

昔の瓦屋根はこうなってます。

最近は、ブログのネタにもってこいのお仕事ばかりで、更新が追いつきません。

 

今回は、古い平屋の倉庫として使用されている瓦の葺き替えの現場から。

瓦1 瓦2

ご覧のように、瓦が割れて雨漏りしたため、簡易に補修した箇所が多数見受けられます。

まだまだ物置として使用したいとの事。

 

昔は瓦は屋根板の上に杉皮をひいて、土を載せ瓦を固定しておりました。

瓦4 瓦5

瓦を外すと土が見えます              土を撤去すると杉皮が見えます

 

レッカーにバケツを吊るして、瓦や土を入れ、ダンプにうつしていきます。

天井裏に落下した土も綺麗に掃除機で吸取ってお掃除完了!

瓦3 瓦6

新たに屋根板打って、フェルト貼ってここまで作業日数2日。

瓦7

これから新しい瓦を葺いていきますが、職人さん見て何か気付きませんでしょうか?

梅雨の合間の30度越えの日なのに、防寒着を着込んでいるように見えませんか?

実は

瓦8

どちらの職人さんも横腹あたりに、扇風機がついた作業着を着ておられます。

屋根の上は逃げ場所が無いので、これが無いと死ぬそうです。

 

明日からずっと雨の予報。

この時ばかりは梅雨が恨めしい!