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6月.2019

古民家の現場へ

ゴールデンウイーク頃から、とっても楽しい現場へ材料を納入しております。

いつも、材木屋さんとして『楽しい』現場の時にお声掛け頂いております。

 

御覧の通り、最近の新築ではお目にかかる事が極めてまれな立派な丸太組の古民家の現場です。

 

建物の傾きなど修正しながら大変な現場です。新築のように、計算通りいかない楽しさと難しさが混在します。

大工さんも、『新築するより楽しい!』と言われておりますが、元請さんは大変だと思います。

予期せぬ事もしばしば・・・。

 

隅柱の入れ替えの5寸柱も色々ありまして・・。

安価で質の良い柱は・・? 無い知恵を絞った結果、『磨き丸太の傷物を安く分けてもらう』という作戦に。

 

そうなると、この秋の杉玉作りの打ち合わせも兼ねて高梁の師匠のもとへ伺って、極上の5寸角(15cm)の柱を準備できました。

高くて良いものは簡単に手に入りますが、安くて良いものは引き出しがたくさん必要になります。

 

お盆の頃まで十分楽しめる現場となりそうです。