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3月.2017

通柱のその後

お正月明けの丸太の市で仕入れた通柱(1階と2階約6mを1本で通す柱)のその後です。

 

柱も構造材も現在の圧倒的な主流は、1週間~2週間かけて熱を加えて人工的に乾燥させる手法

 

しかし、通し柱は昔ながらの天日の下での自然乾燥を行っています。製材後2ヶ月が経過しました。

通柱1 通柱2

背割りを入れて乾燥させますが、乾燥が進むと背割りにクサビを打って他の3面に割れが入らないように手間を掛けていきます。

 

元々、冬場に伐採されて葉枯した水分の少ない上質の桧の通し柱

冬場は木の成長がゆっくりなので、根からの水揚げが少ない

葉枯し:山で伐採後、枝葉を残したまま暫く放置して、木の水分を抜く方法

 

ゆっくり、ゆっくり乾燥中!