ウッドデッキやウッドフェンス、そして外壁のサイディングにも使用できる高耐久木材【ハードウッド】の経年変化をご紹介します。
経年変化といっても、まだ7ヶ月ほどです。まだまだ序の口といった所ですが、時々ご紹介したいと思います。
先ずは、ウッドフェンスに使用した【セランガンバツ】
【施工直後】 【7ヶ月経過】
浸透性保護塗料のステンプルーフ(オークブラウン系)を4回重ね塗りしました。
色味は撮影の条件もあるのですが、落ち着いた色になってきました。
アップで見るとこんな感じです。
塗料はクリアではなく、色粉の入ったものを使用したので、紫外線の影響を最小限にできます。
しかし、クリア系を使用した会社の前の宣伝用は若干様相が違います。
クリア塗装(オスモ)と無塗装でどのように変化があるか見たかったのでこんな感じでスタートしましたが、約10ヶ月経過するとこんな感じになりました。
【ウリン】最強のウリンはポリフェノールの影響で、塗装も無塗装も褐色を帯びてきました。
【イペ】こちらも塗装、無塗装関係なく茶褐色の同じ色合いに
【セランガンバツ】こちらは最下段で雨が当たり易いという事も影響するのか、無塗装がシルバー系の色へ
いずれにしても、屋外使用で色合いを保ちたければ、着色をお勧めします。色粉が紫外線から保護する役割をします。
そして、無塗装で使用すると色が抜けてきてシルバー系のこんな感じになります。
【ウリン ウッドデッキ 無塗装 約5年経過】
このシルバーの色こそハードウッドの醍醐味と言う人も多いのも事実です。
ハードウッドは日本の杉などで作ったウッドデッキとは比べ物にならない位に高級感に溢れています。
家族が集まるウッドデッキに、いかがでしょうか?
今後、1年・2年と経年変化の様子をお伝えできればと思っております。