大家さんの気合の入った戸建（長屋）のアパートの改修も最終段階に入っております。

アパートは圧倒的にクロス仕上げが多いのが現状です。古い塗り壁のアパートも改修にあわせてクロスへ替えられる事がほとんどです。

 

それは、クロスの方がコスト的にも安価で、工期も圧倒的に短いのでクロスに替えられます。

 

そんな中で、この貸家はあえて【けいそう土】の塗り壁を選択しました。

 

けいそう土の良い面はご存知の方も多いと思います。調湿効果や臭いを吸着してくれたり・・。ビニルクロスでは有り得ない効果です。

古い柱や建具、鴨居、廻りなどを生かして、古民家風に仕上げたいと考えました。

 

いつもお願いする、うちのエース左官さん。30台前半の頼もしい左官さんです。とにかく上手に塗ってくれる！

既存のｼﾞｭﾗｸ壁・石膏ボードに下地・仕上げと２回塗ります。

上手く塗ってくれるので

『下地ので十分じゃーん』って声があちこちから聞こえてきます。

 

左官さんの道具の一部

 

大きいのやら、小さいの、細いのから短いの・・・。いっぱいあります。それらを駆使して仕上ていきます。

 

 

暑い中、風が入ると一気に乾き過ぎるからと窓を閉め切って仕上げ塗りをしています。

サウナ大嫌いの私は10分ともたず、『後は頼んだよー』の一言を残して退散しました。

 

ほんの少しポッチャリ君には暑さは大敵です。

 

いい感じに仕上がっております。

使う程に味わいが増してくる【木と塗り壁】

大事に使ってくださる入居者大募集中です。