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7月.2014

琉球畳のあれこれ

今日は畳屋さんへ伺いました。

この畳業界も機械化の波には勝てないようです。

この畳屋さんは、以前紹介した弊社から徒歩10秒のレトロな畳屋さんとは異なり、機械も半自動化されております。

琉球畳のあれこれ1琉球畳のあれこれ2

最近は半畳の畳も多く出るようになりました。

半畳の縁(へり)の無い畳を総称して琉球畳と言ってますが、実は畳表に秘密があります。

多く出回っているのは細いいぐさで目を細かく編んで琉球表風にした畳表です。

本物は

【七島い草】という種類の表です。これを半分に裂いて織り込んであるそうです。

ですから、表の端を見ると琉球表はい草が平べったくなっています。普通は丸くなっています。

琉球畳のあれこれ3琉球畳のあれこれ4

お値段も、ぐんと高くなります。

普通の畳表も国産と指定しない限りはほぼ中国産です。ここ福山は備後表で有名ですが、生産量は極僅か。入手も困難なようです。

国内産は熊本の八代が今や大産地です。

琉球畳も多くの場合は琉球風です。

こだわりたい方は国産・本物の指定をお忘れなく。